ピオーネ、ドライフルーツ、果物加工品など
皇室献上レモンで知られる和歌山県・観音山フルーツガーデンで、果物加工品の開発・製造事業の立ち上げに従事していたフルーツのプロフェッショナル。その後、移住した岡山で佳豊庵（かほうあん）を創業。管理栄養士。前職の経験を活かしながら自家栽培ピオーネでスタート。ブルーベリーを中心とした多品種果樹栽培×加工で製造・販売を目指す。
-佳豊庵- 代表 太田佳美
果物を減農薬で除草剤を使わないようにして栽培すると、どうしても見栄えの悪い生果の割合が増えてしまいます。美味しくて安全なのに形が悪いから、せっかく作っても商品にならず生産者へ戻され捨てられてしまう食材廃棄問題。本当にもったいないですよね。だから佳豊庵は創業以来、加工品にこだわっています。加工品で使うことが前提だから、佳豊庵では農薬を極力使わずに果物を育て、無駄なく美味しくて安全な加工品を作り上げています。
佳豊庵の商品のベースはドライフルーツ。旬で味わい深い岡山県産のフルーツだから砂糖・添加物なし、低温でじっくり乾燥させた100％フルーツを楽しめる逸品。美味しい旬の果物が少しでも長く、手軽に食べられるように..そして廃棄果物の削減にもつながっています。ここから派生する商品ラインナップを展開しています。
ホストファミリーとして世界中から留学生を受け入れる佳豊庵では、アイデアあふれるオリジナルスイーツも生まれています。看板商品はイタリアの家庭菓子からヒントを得た生バタークッキー「サラミーノ」。イタリア✕ブラジル✕佳豊庵のコラボレーションで誕生しました。他にもアメリカから来たパティシエの子と共同開発した米ぬか蜂蜜グラノーラなどもあり、様々な商品のアイデアが日々生まれています。常に新しい商品開発をし続けております。
岡山で6次産業化［農✕加工✕販売］をテーマとする執筆・講演活動を行う傍ら、フルーツを使った発酵商品やコラボレーションを進めていきます。
サラミーノの進化、新商品＝「カンノーロ」サラミーノと同様イタリアンスイーツ（中にドライフルーツ使用した）、フルーツ×発酵の啓蒙。固定概念にとらわれず、食感・食体験を柔軟に進化させ続ける佳豊庵：太田さんには大注目です。
